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引っ越し時のベッドの解体方法とは?自分で行う際の注意点も紹介

公開日:2021/06/15  最終更新日:2021/06/08

引っ越し時にはベッドの解体が必要です。ベッドを解体せず搬出や搬入を行えば、扉を通過できない、エレベーターに入らないなど、引っ越し作業に支障をきたす恐れがあります。解体は業者に頼むか自分で行うか選ぶ必要があるでしょう。この記事では、ベッドの解体を業者に頼む場合のメリットとデメリット、また、自分で行う際の手順や注意点を紹介します。

ベッドの解体を業者に頼むメリット・デメリット

引っ越し時のベッドの解体は、業者に依頼する場合が多いでしょう。安心して任せられ、時間短縮にもつながります。しかし、ベッドの解体を業者に頼む場合も、メリットとデメリットはあるのです。それぞれを考慮した上で、自分に合った方法を検討してください。

ベッドの解体を業者に頼む場合のメリット

ベッドの解体を業者に頼むメリットには、「ベッドが損傷する恐れがない」「床や壁を傷つける心配がない」「引っ越し当日に短時間で解体してもらえる」という点が挙げられます。業者は解体のプロですから、ベッドそのものはもちろん、解体中に床や壁などを傷つけないように対策を行ってくれるでしょう。作業は引っ越し当日に短時間で済み、引っ越し前夜までベッドを使用できます。解体中も自分は他の作業を行えるので、引っ越しがスムーズに進むでしょう。

ベッドの解体を業者に頼む場合のデメリット

デメリットとしては、「費用がかかる」「再度組み立てができないものは断られる可能性がある」「ベッドのメーカーよっては断られる可能性がある」ことが挙げられます。シングルベッド程度の大きさでも、費用は解体と組み立てそれぞれで3,000円前後かかるのが一般的です。また、ベッドの仕様やメーカーによっては「解体や組み立てに時間がかかる」「そもそも解体が不可能」という理由で断られてしまうケースもあります。

自分でベッドを解体するメリット・デメリット

家具の組み立て作業や工具の取り扱いに慣れているなら、自分で解体を行いたいと考える人もいるでしょう。その場合は、解体を自分で行う際のメリット・デメリットも理解する必要があります。

自分でベッドを解体するメリット

自分でベッドを解体する場合、「解体や組み立ての作業費用が発生しない」「引っ越し当日の作業時間を減らせる」というメリットがあります。解体を自分で行うため、作業費用はかかりません。また事前に解体をしておけるため、引っ越し当日の作業時間を少しでも減らしたい人にとってはメリットとなるでしょう。

自分でベッドを解体するデメリット

自分でベッドを解体するデメリットとして、「ベッドのフレームを曲げてしまったり、床などを傷つけたりする恐れがある」「慣れていないと時間がかかる」「手元に工具がない場合は購入しなければいけない」「怪我の心配がある」という点が挙げられます。賃貸の場合は床などに傷をつけてしまうと、その分の修繕費用を負担しなければいけません。ベッドのフレームを曲げてしまったら再度組み立てができない恐れもあります。引っ越し前の忙しい時期に、解体する時間を確保できるかという問題もあるでしょう。さらに、安く済ませようとしても工具がなければ解体はできません。作業中に怪我をする可能性もあるため、自分で解体を行う際は、まずこのような問題をクリアできるか考えることをおすすめします。

自分でベッドの解体を行う際の注意点

自分でベッドを解体したい場合の注意点を紹介します。作業前に必ず確認し、後々後悔しないようにしましょう。

事前準備

必要なものを事前に準備してください。準備するものは、「取扱説明書」「ドライバーや六角レンチなどの必要工具(ベッド購入時に付属している場合もあり)」「ハンマー(木製か樹脂製)」「細かい部品を保管しておく袋」「フレームをまとめるための梱包材やテープ」となります。また、床に傷がつかないよう、ビニールシートなどを敷いて対策しましょう。怪我を防ぐため、広く安全なスペースも確保してください。

作業の流れ

まずは布団やマットレス、ベッド下の収納棚、コンセントや照明器具などがあれば外します。組み立ての際に困らないよう、解体前や解体中は頻繁に写真を撮影しましょう。ベッドの解体は、ベッドボードなどの大きな部品から、無理せず順番に外していきます。

作業時の注意点

ネジは1本ずつ外さず対角線上に緩めていき、最後にまとめて外してください。外したネジは用意した袋に入れ紛失を防ぎましょう。サビついて固くなっているネジを無理やり外すのは厳禁です。無理に外せばネジ穴が損傷する恐れがありますから、力任せの作業は避けてください。万が一フレームを曲げてしまうと、引っ越し先で組み立てできない可能性もあります。自分での解体は、あくまでも無理のない範囲で行いましょう。なお、ベッド解体後はメーカー保証がなくなる場合もあるようです。

 

ベッドを自分で解体すると、引っ越し費用の削減につながります。解体する場合は、作業スペースや時間の確保、工具など、必要なものを事前に把握してから取りかかるとよいでしょう。引っ越しをスムーズに進めるため、ベッドの解体は自分に合った方法を探し、選択してください。

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