引っ越しをしようと思ったけれどキャンセルしたい場合の方法
引っ越しを予定していたけれど、何らかの事情でキャンセルしなければならない場合があります。そのような時にはどうしたらよいのでしょうか。断るタイミングや説明の仕方によっては、キャンセル料が発生するかもしれません。キャンセルする際には、期限や方法があるのでしょうか。キャンセルする方法について説明していくため、参考にしてください。
どこまで準備が進んでいるかでキャンセルの方法は違ってきます
引っ越し準備のどの段階でキャンセルをするかで、キャンセルの方法は異なります。愛知県で引っ越しすることを決めた時は、まず引っ越し業者を選びましょう。複数の業者に見積もりをしてもらい、その中からよいところを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
見積もりにはオンラインで行う「簡単見積もり」と、この後にさらに引っ越し業者に実際に来てもらって行う「訪問見積もり」があります。「簡単見積もり」では、自分でわかる範囲の引っ越しに関する情報を入力するだけなので手軽です。これが引っ越し準備の第1段階であり、複数の引っ越し業者を比較検討するのに便利なサービスといえます。
しかし「簡単見積もり」を利用すると、業者からメールなどで連絡がきて、引っ越し案について提示があり、次の段階へと続くことになります。引っ越しをする場合は、その中からよさそうなところを選んで「訪問見積もり」に進みますが、断るならここでハッキリと伝えなければなりません。
一方「訪問見積もり」は引っ越し業者が自宅を訪問するという手間があるので、1度依頼した後に「訪問見積もり」を断る場合には、早めに連絡するとよいでしょう。相手は見積もりするために時間を作っており、しかも見積もり自体は無料のサービスであることが多いので、その後に引っ越しの予定がない場合は早く伝えなければなりません。「見積もりはサービスだからいいか」などとは考えないことです。
キャンセルはできるだけ早い段階で、というのが理想的です
愛知県で引っ越しの予定がなくなり、「訪問見積もり」を断る場合については説明しましたが、「訪問見積もり」に複数社来てもらう予定で、その中のいくつかをキャンセルしたいという場合もあります。たとえば最初に「訪問見積もり」した業者がよくて決めてしまった時などですが、そのような時もやはりできるだけ早く、その他の引っ越し業者にキャンセルするのがいいでしょう。
「訪問見積もり」を断る場合は、なるべく早く連絡してキャンセルするのがおすすめです。ここでも「見積もりはサービスだから連絡しなくてもいいか」などと考えず、契約する可能性がないなら、そのことをハッキリと伝えるようにしましょう。見積もりをする方もされる方も、時間と労力を使うことになるので、それがお互いのためにもなります。
また「訪問見積もり」を受けながらこちらが曖昧な態度をとっていると、業者が他の引っ越しプランを提案してくることもあるのです。愛知県の引っ越し業者に依頼の予定がないなら、できるだけ早い段階で「訪問見積もり」をキャンセルすることが大切なことでしょう。その場合はメールで連絡することもできますが、より確実にキャンセルしたいことを伝えるためには電話という選択肢もあります。メールで伝えて返信がある時はいいですが、ない場合は電話も利用してみるのがおすすめです。
契約時にはキャンセルについても確認しておきましょう
複数の「訪問見積もり」の後、契約をする引っ越し業者を1社に決めますが、そうなると契約しない業者にはキャンセルしなければなりません。これもできるだけ早くするというのがおすすめです。また1社と契約をしたものの、その後に気が変わってしまうということもあります。また、引っ越し自体が必要なくなるという場合もあるでしょう。愛知県で引っ越しの契約をした後でも、キャンセルはできるので安心してください。
ただし、引っ越し当日まで日数がない時には注意が必要です。3日前までにはキャンセルの連絡を済ませておきましょう。引っ越し業者と契約する時には、同時にキャンセル時の条件についても確認しておくことをおすすめします。引っ越し当日から3日前までにキャンセルできなかった時は、キャンセル料が発生してしまうことが多いようです。
キャンセル料については、国土交通省が定める「標準引越運送約款」によって決められています。引っ越し2日前は見積もり額の20%以内、前日は30%以内、当日は50%以内となっているのです。3日前に伝えられたとしても、すでに梱包資材などを受けとって使用している場合などは、その費用は支払わなければなりません。
引っ越しの予定があったけれど、キャンセルをする時には、なるべく早くそのことを引っ越し業者に伝えることが大切です。引っ越しの契約をした後にキャンセルをする場合はとくに、メールと電話の両方を利用して、その旨を伝えるようにしましょう。連絡の行き違いがないように、引っ越し業者に対して配慮することが大切です。