どうやって捨てる?引っ越しの際の調味料の捨て方とは
引越しの際は、色々と不用品が出てきます。不用品は処分してできるだけ荷物を減らして引越しされる人が多いですが、気になるのが調味料の処分方法です。調味料は、たくさん残っている場合、もったいないから引越し先まで持って行こうか悩みますね。しかし、その場合は注意したいことがあります。ここでは調味料の捨て方もお伝えします。
トラックの環境は意外と過酷?
引越し先に調味料を持って行きたいと思った場合、トラックの環境が過酷であることは理解しておきましょう。
荷台は温度変化が激しい
トラックの荷台は、温度変化がとても激しいです。そのため、調味料を運ぶのはあまり適していません。夏場は荷台の外側に太陽の光があたることで、荷台の内部もあたたかくなってしまいます。特に最近は夏場の気温がとても高いため、トラックの荷台で調味料が劣化してしまう可能性も高いのです。
衝撃が多い
引越しの際は、トラックで調味料を運ぶことになりますが、トラックは衝撃が加わることが多いです。どのような道を走るのかでも衝撃は変ってくるでしょう。これにより、容器が割れることもありますし、中身がこぼれてしまう可能性もあるのです。
使いかけは処分するのがベスト
未開封の調味料であれば、引越し先に持って行きたいと思うのも当然です。未開封の場合は、劣化や中身の漏れ、容器が割れるなどは比較的防ぎやすいです。スーパーで販売されている調味料も、トラックなどで配送されてきますので、ある程度は衝撃に耐えられるように商品が作られていると言われています。
しかし、使いかけを持って行くという場合は、処分するのがベストです。調味料の中には、開封後は冷蔵庫へというものもあります。このようなものは持って行くことができません。トラックの中は温度管理がされているわけではありませんので、使いかけの調味料の品質が変わってしまっても仕方がないでしょう。
調味料はこの方法で処分しよう!
調味料を処分する場合、どのようにして処分すれば良いのでしょうか。処分する際に、そのまま排水溝に流す方もいますが、この方法はおすすめできません。排水管が詰まる可能性があるだけでなく、環境汚染問題につながる場合もあるからです。自治体で処分方が決められていることもあるので、まずは確認してみてください。
液体類を処分する際は
液体類の処分は、新聞紙や布などに吸収させて中身をすべて空にしてから容器を分別してください。液体を吸わせた新聞紙や布は燃えるごみで処分します。
半固形調味料の処分は
マヨネーズやケチャップなどの半分固形のような調味料の場合は、紙の上などに中身をすべて絞り出して、その紙をビニール袋に入れてまとめて捨てます。燃えるゴミとして処分してください。
油の処分は?
油は、油を固める凝固剤が販売されているので、それを使用してください。油を固めた後は、そのまま生ごみで捨てることができます。
粉の調味料の処分方法は?
粉の調味料は、紙袋に入れてビニール袋でまとめて燃えるごみで捨てます。粉の調味料は、排水溝に流してしまうと、粉が詰まってしまうので流さないようにしてください。
引越し先に持っていきたい場合は?
引越し先に調味料を持って行きたいという場合は、どうしたら良いのでしょうか。
ダンボールに詰める際は入れ過ぎない
調味料を運ぶ際は、ダンボールに入れて運ぶことになりますが、この時詰め込み過ぎないように注意しましょう。調味料は意外と重たいので、箱の底が抜けてしまう可能性もあります。しっかり梱包しましょう。そして調味料が倒れたりしないように梱包材をしっかりと詰めてダンボールに入れるようにしてください。
注意書きを箱にしておこう
引越し業者の人が気にかけてくれるように、箱に注意書きします。「逆さま厳禁」など書いておくことで、運ぶ際に配慮してもらえます。念のため、調味料が入っていることを引越し業者に伝えるのもよいです。荷捌きもお願いしている場合は、引越し業者さんに調味料なのでできるだけ早めに荷捌きしたいと伝えて置くようにすれば、ダンボールを開けやすい場所に置いてくれます。
自分で運べるものは運ぶことも可能
引越し業者に任せるのは不安という場合は、ご自身で運ぶ方法もあります。車で移動する場合は、保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて運ぶことが可能です。電車の場合は、保冷バッグに入れて持って行くということになります。保冷剤によって冷たさを保てる時間が変わってくるので、その点は注意が必要です。
まとめ
引越しの際に、調味料を捨てる方法とどうしても持って行きたい場合の注意点をお伝えしました。使っていない調味料は、捨てるのはもったいないものです。引越し業者さんに運んでもらう場合は、梱包に注意するようにしましょう。使いかけのものはもったいなくても処分してしまうのが安心、安全です。