愛知でおすすめの引越し業者を紹介!その他引越しに役立つ情報盛り沢山!

引っ越し時に起きがちなトラブルとは?防止策を事前に考えよう!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2022/02/02


直近4年の統計結果では、「国民生活センター」に寄せられる引っ越しにともなうトラブル相談案件は、毎日6件発生しています。ここでは、引っ越し時に起こりがちなトラブルや事前防止策、事後対処法についてご紹介します。この記事を参考によくある事例を把握し、前もって準備しておきましょう。

引っ越し時に起きがちなトラブル事例

国民生活センターに報告された相談内容で、よくあるトラブルは下記の5つです。

「荷物の破損やヨゴレ」「建物の汚損やヨゴレ」「荷物の紛失」「日時に関するトラブル」「料金に関するトラブル」。それぞれ解説していきます。

荷物の破損やヨゴレ

これは引っ越しトラブルの中でも、最も多いトラブル事例です。

・大事な皿が割れていた。
・高級ブランド家具に傷を付けられた。
・家具に指紋や汗の跡が付いて取れない。
・家電製品が動かなくなった。
・取り付けてもらった照明器具やエアコンが落下して壊れた。

など、さまざまなケースがありますが、中には事故やケガに至るケースもあるので油断できません。これらは、引っ越し業者の梱包の仕方が充分ではないことや、荷物の取り扱いを丁寧に行っていないこと、運転が乱暴なこと、設置が充分でないこと、などの要因によって起こります。引っ越し繁忙期などはとくに1日に何件もスケジュールを詰めているケースがあり、時間との闘いになるため、こういったトラブルも多くなりがちです。

建物の破損やヨゴレ

これも荷物の破損やヨゴレに次いで多発しているものです。

・養生が充分でなかったために、床や階段に傷が付いた。
・引っ越し業者の持って来た養生マットに、小石や泥が付着し汚れた状態だったため、引っ越し前の家や、引っ越し先の住居が汚れ、クリーニングが必要になり、清掃費用がかかった。

など、作業中の注意不足から発生するケースがほとんどです。建物の破損やヨゴレは、荷物の破損やヨゴレ以上に、修繕費用がかかることもあるため、避けたいトラブルですね。

荷物の紛失

以下は、国民生活センターに持ち込まれた最近の相談事例です。

・海外への引っ越しを契約し、代金を支払って荷物の積み出しをしてもらったが、現地の転居先に荷物が届かない。

このようなケースは、中~長距離の引っ越しの際に、起こりがちです。これは引っ越し前の家から荷物を運び出して運搬するトラックと、引っ越し先で荷物を下ろすトラックが違う場合などに発生します。海外引っ越しのケースで説明すると、引っ越しする前の家から荷物を積んだトラックは、そのまま海を渡ることはできませんから、船か飛行機に載せ替えを行います。そして港や空港に到着すると、今度は現地のトラックに詰め替えて運送を行います。

このように、長距離の場合は、何度か荷物を詰め替えることがあるため、そのタイミングで紛失につながることがあります。また、繁忙期は1日に何件も引っ越し作業を行うことがあるので、下ろし忘れた荷物が次のお客様の荷物と混ざってしまう、というケースもあります。このように紛失リスクは決してゼロとはいえませんので、無用のトラブルを避けるためにも、事前対策をしておきたいものです。

日時に関するトラブル

・作業員が遅れて来たために、予定時間を過ぎても荷造りが終わらなかったばかりか、残りは自分で行うようにといわれた。
・引っ越し業者が日程を間違えていて、来なかった。
・予定の時間になっても連絡がないまま、何時間も遅れてやって来た。などのように、日時に関するクレームもよくあるものです。交通渋滞や交通事故、または悪天候による遅れ、前の案件に予想以上に時間を要したなど、さまざまな理由があります。

料金に関するトラブル

・期限内にキャンセルしたが、キャンセル料を請求された。
・契約した覚えのない追加オプションが付けられていた。
・口頭で見積額を提示され、あれよという間に段ボールや契約書類が送られて来た。その後、別の会社と契約を決めたため最初の業者を断ったところ、段ボールの代金と返送料を請求された。

など、料金に関することも、よくあるトラブルとして挙げられます。未然に防ぐことのできることができるものなので、充分に注意しておきたいですね。

引っ越し時のトラブル防止策

事前に防止できるトラブルもあるでしょう。引越し時のトラブル防止策をまとめました。

荷物の破損やヨゴレ/建物の破損やヨゴレ

荷物や建物を傷付けないようにするためには、引っ越し作業にすべて任せっ放しにしてしまうのではなく、作業経過を見守ることが大事です。梱包が不充分だと感じたり、搬出や搬入が乱暴だと感じたりした場合は、その場ですぐに要望を入れるなど、改善できることは現場で即座に対応してもらいましょう。

作業員の注意欠如や経験不足などが影響する部分ですので、不安感を抱いた時点で解消しておくことが、トラブルを未然に防ぐことにつながります。また、大事なものや壊れやすいものは、荷造り前に写真を撮っておくことも大切です。それにより、万が一の場合に「引っ越しによって破損した」ことを証明できます。

荷物の紛失

まずできることは、段ボール箱のリスト管理です。前もって段ボールに番号を付け、各段ボールに中身を記載しておくこと。内容物一覧表を作成し、個数を計算しておくこと。搬出終了時・搬入終了時には、そのリストに従ってチェックを行うことで、運び忘れやトラックからの下ろし忘れを防ぐことができます。

また、貴重品については、特別な対応をする必要があります。「標準引越運送約款」の第4条第2項各号で、運べないものが定められており、現金・有価証券・宝石貴金属・預金通帳・キャシュカード・印鑑、などの貴重品は、引っ越し業者の補償対象外となりますから、自分で運ぶようにしましょう。

日時に関するトラブル

いくつかのポイントを押さえておくことで、こちら側の落ち度や認識違いを防ぐことができ、万が一の場合に備えることができます。見積書に記載されている荷物の搬出日時・搬入日時を入念に確認し、電話で依頼した場合に発生しがちな「いった・言わない」の勘違いをなくしておきましょう。また、記載されていないことがあれば、書面に盛り込んでもらうようにしましょう。

キャンセル規定・不明点・気になる点について詳細確認しておくことや、万が一の場合にどういった対応をしてくれるのか、などを確認しておくことにより、認識の違いを未然に防いだり、遅延トラブルを想定内に入れた行動シミュレーションを用意しておけたりするので、安心です。

料金に関するトラブル

引っ越し業者を選ぶ際には、複数社から見積もりを取ることが大事です。少なくとも3社以上見積を行い、各社から提出された内容を一覧にまとめた上で、比較検討を行いましょう。一覧にまとめて全体を見ることにより、各社の微妙な違いや、不明点にも気付きやすくなります。A社ではオプションになっているものが、B社では込み込みになっているなど、細かい点に気付くことができるので、見積りを取る際に一覧表の用意は必須です。

また、引っ越し業者が「運送業者貨物賠償責任保険」に加入しているかどうかも、確認しておきましょう。万が一トラブルが起こった場合に、補償してもらえるかどうかの基準にもなります。よくあるのが、段ボールの代金や返送に関するトラブル。本契約をしていない段階で、段ボールを送りつけて来る業者もいるため、そのようなことのないよう見積時にしっかり伝えておきましょう。

引っ越し時にトラブルが起きてしまった際の対処法

こちら側がどんなに気を付けていても、実際にトラブルが起こってしまうことはあるものです。当日現場でのやり取りによっては、補償されにくくなる場合もあるので、以下のポイントを事前に知っておくことが大事です。

荷物の破損やヨゴレ/建物の破損やヨゴレ

破損の現場を目撃した場合は、まずその場で話をすることが大事です。現場で、スタッフから営業担当者や上長に電話をかけてもらい、破損に対する保証・今後の流れ、などについて明らかにしてもらいます。引っ越し業者が去った後に気付いた場合は、できるだけ早く営業担当者やお客様相談窓口へ連絡しましょう。引っ越し前に撮影しておいた破損のない証拠写真があれば、スムーズに損害賠償請求を進めることができます。

その際は、引っ越しから3カ月以内に連絡することが肝心です。3か月以上経過すると、引っ越し業者の責任は消滅すること、そして事前写真がない場合は、時間の経過と共に、引っ越しの際に発生した破損かどうかを証明しにくくなるため、一刻も早く行動する必要があります。可能であれば、引っ越し当日に確認を行うとよいでしょう。家電製品などは、外見上は問題なくても、内部が破損している場合もあります。まずはすぐにコードをつなげ、動作確認してみましょう。

荷物の紛失

荷物の紛失に気がついた場合、引っ越し完了の書面にサインしてはいけません。サインをすることで、「不備なく引っ越しが完了した」という内容に同意したことになります。後から伝えても補償されない場合があるため、注意が必要です。

補償については、上記「荷物の破損やヨゴレ/建物の破損やヨゴレ」と同様に3か月以内に報告という期間が設定されていますが、引っ越し後数日であれば見つかる可能性のあるものでも、数週間経つと持ち主不明扱いとなり、処分されてしまう可能性が高まるので、一刻も早い連絡が必要です。

日時/料金に関するトラブル

契約した日時に引っ越し業者が来ないばかりか連絡も取れない、というケースは契約違反にあたります。また、時間通りに業者が来なかったことで損害が生じた場合や、それに伴い拘束時間が発生した場合などについて、損害賠償請求をできます。作業現場スタッフに伝えるのではなく、業者のお客様相談窓口へ連絡するとよいでしょう。また、補償されないケースには次のようなものがあります。

・天災、自然災害(台風・地震・津波などの自然現象)
・予想不可能な交通トラブル(事故渋滞など)
・社会情勢によるもの(戦争、ストライキなど)
・依頼者側の過失(自分で雑に荷詰めを行った)
・依頼者側の都合によるキャンセル・延期

 

これまでご紹介したように、引っ越し時にトラブルが起きる可能性は、決してゼロではありません。あなたも被害者になってしまわないように、事前対処できることは自分でしっかり行うことが大事です。そして、同じくらい大事なことは、信頼できる引っ越し業者を選択することです。必ず複数社の見積もりを取り、保有資格の有無・補償程度・営業担当者の対応など、ポイントとなる部分をしっかり確認した上で、信頼できる業者を選びましょう。

おすすめ関連記事

サイト内検索

愛知のおすすめ引っ越し業者5選

イメージ12345
会社名アーク引越センターアート引越センターサカイ引越センター引越一番ハート引越センター
実績関わるすべての人を満足させる方法を追求パックとコースの組み合わせで理想の引越しプランを8つのコースと15以上のオプションで無駄を省く親切丁寧を実践し、利用者の期待に応える家財を守り、新居を傷つけない搬送のこだわり
詳細リンクもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しく