引っ越し当日までにやることとは?知っておきたいするべきことを解説
愛知で引っ越し先が決まったら、どのような準備を始めたらよいのでしょうか。適切な順番を知ることで、引っ越しまでの準備に無駄がなくなりスムーズに進められます。この記事では、引っ越し当日までに済ませる手順を解説します。手続きし忘れたということにならないために、しっかり確認して準備に取り掛かりましょう。
引っ越しが決まったらすぐにすること
引っ越し先が決まったら、以下のことを行いましょう。連絡が遅れると余分に支払ってしまう場合があるので、早めに手続きを済ませましょう。
退去日を決める
引っ越し先が決まったら、今住んでいる住宅の解約手続きの連絡をし、退去日を決めましょう。解約の連絡は1〜2か月前に行うことが一般的です。物件によっては、解約の連絡についてルールを設けているところもあるため、契約書を確認しておきましょう。
また、退去日は引っ越し当日が理想です。前の家の引っ越し作業後に鍵を返却すると、そのあとの流れがスムーズになり、負担も軽減されます。そのほか、住まいから離れたところに駐車場を契約している場合も、退去1〜2か月前に解約手続きの連絡を済ませておきましょう。
引っ越し業者・レンタカー・引っ越し日程を決める
引っ越しの見積もりは、業者ごとで変わります。そのため、複数の業者から見積もりをしましょう。見積もりの際、最も気になっている引っ越し業者は、最後に見積もりを依頼するのがポイントです。見積もり内容を本命の引っ越し業者に伝えると、業者は自分を選んでもらうために、ほかの業者よりも安い料金を提示することがあります。少しでも引っ越し費用を抑えたい場合は、そのような方法を取り入れてみましょう。
また、3月や長期休みのある8月などの繁忙期は、通常の料金よりも高く設定されているので、想像以上の支払いが請求される場合があるため、避けるべきです。レンタカーも同様、繁忙期や大型連休は避けておくとよいでしょう。
引っ越し先の駐車場の契約
引っ越し先に駐車場があれば必要ありませんが、新しく駐車場を離れた場所で契約する場合は、希望する駐車場を見つけましょう。気になる駐車場が見つかれば、管理会社または不動産会社に契約希望の連絡をします。
そのあと、必要書類を用紙して提出し、契約成立です。引っ越し後15日以内に管轄の警察署で車庫証明書の住所変更をします。この手続きは、引っ越し先に駐車場がある方も対象です。
インターネットの住所変更
現在、使っているネット回線を引き続き使用する場合は住所変更しましょう。ネット回線の移転は時間を要することがあるため、余裕をもって1か月前に連絡しておくと安心です。引っ越し先が一戸建ての場合、ネット回線を整える工事が必要になるので、2か月前に住所変更の連絡を済ませておくとよいでしょう。
引っ越しの1か月~1週間前までにすること
次に引っ越し1か月〜1週間前までにすることを解説します。役所における転入届や転出届の手続きを含めて、引っ越し当日にバタバタしないためにも、1か月前の準備は万全に行いましょう。
不要な粗大ごみを処分する
自治体の粗大ごみ回収は地域によって収集が異なり、予約してから2〜3週間後の回収になる場合もあります。自治体で処分する際は、早めに予約を済ませておきましょう。また粗大ごみ回収の専門業者も同じで、繁忙期は予約が埋まっている可能性が高いです。
近年では、フリマアプリやネットオークション、リサイクルショップを活用して不用品を手放す方が増えています。これにより、廃棄処分費の節約になります。
保育園・幼稚園、学校関連の手続き
引っ越し先によっては転園や転校になる方もいるでしょう。保育園を転園する場合は、自治体の窓口に必要書類を記入して提出します。幼稚園であれば、転園先の幼稚園で面談や入学金の支払い、必要書類の提出をします。
一方で転校する場合、公立の小中学校であれば現在の学校から在学証明書・教科用図書給与証明書を受け取り、役所でもらえる転入学通知書とあわせて転校先の学校に提出します。私立や高校は、学校ごとや各都道府県によって異なるため、学校や役所に問い合わせましょう。
ガス・電気・水道の手続き
ガス・電気・水道の停止手続きと開栓予約を行います。電気はインターネットで手続きが可能ですが、ガスは会社ごとに異なります。ガスの停止の際は原則として立ち合い不要です。しかし、開栓するときはガス業者の立ち合いが必要なので、引っ越し当日に予約が埋まっているということにならないために、早めに連絡しましょう。一方、水道はインターネットまたは電話での手続きが可能です。
郵便物の転送
郵便物も住所変更しますが、手続きし忘れることがあるため、すべてのものを変更できるとは限りません。新居に郵便物が届くため、郵便局で転送手続きをしましょう。郵便局へ直接することもできますが、郵送やインターネットでの手続きも可能です。
引っ越しの前日までにすること
引っ越し前日までに済ませたいことは、使用頻度の高いものの荷造りです。たとえば、食器や調理器具、洋服などです。これらのものは、引っ越し後もすぐに使う可能性があるため、ダンボールに目印を書いておくと探す手間が省けます。
そのほかの準備としては、引っ越し先で挨拶するときの手土産の用意や、新居の掃除です。引っ越し前の新居はものがない状態なので、掃除が行いやすいです。埃やごみなどの汚れを引っ越し前日に済ませて、当日はきれいな状態で迎えましょう。ちなみに、新居への荷物を搬入するまえに、ダニやゴキブリなどの害虫対策を行っておくと安心です。
引っ越しの当日にすること
引っ越し当日は、引っ越し業者に家具の配置やダンボールを置く場所などを指示しながら進めましょう。住んでいた住居の荷物が全部トラックに詰め込んだら、掃除して原状回復をします。また、賃貸物件であれば、鍵の返却や不動産会社の方と一緒に傷や汚れを確認します。そのあとは、新居でガスの開栓立ち合いや引っ越し料金の支払い、近所への挨拶を行います。
まとめ
引っ越しは体力を消耗するため、大変なイベントです。新居への生活に楽しみもありますが、引っ越しまでの準備はたくさんのやることがあり、やり忘れてしまう場合もあるでしょう。とくに離れて契約する駐車場の解約・契約手続き、ライフラインの停止・開栓手続きは遅れてしまうと、使用できなかったり月額料を二重で支払ったりすることがあります。忘れたということにならないよう、早めに必要な手続きは進めていきましょう。