単身者必見!荷物が少ない人の引っ越し費用を抑える方法
引っ越しにかかる費用は、距離や時期、手段によって変動します。運ぶ荷物は少ないが、どの程度引っ越し費用がかかるのか気になる人もいるでしょう。できる限り出費を抑えたい人もいるものです。そこで今回は、荷物が少ない人の引っ越し費用の相場や費用を抑える方法、業者選びのコツを紹介します。引っ越しを控えている人は参考にしてください。
単身者・荷物が少ない人の引っ越し費用の相場
少ない荷物の基準とは
軽トラックで運びきれる量の引っ越しであれば、一般的に「荷物が少ない」といえます。目安としては、2ドア冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・テレビ台・テーブル・布団・シングルベッド・衣装ケース・ダンポール10個程度です。20~30平米のワンルームに住んでいる人や、引っ越し先で家財道具を新調する人は、この量に該当する場合が多いでしょう。
荷物が少ない人の引っ越し費用の相場
移動距離から考えられる相場は、15㎞以内(同市区町村程度)で約34,000円、50㎞以内(同都道府県程度)で約36,000円となります。さらに長距離になると、200㎞以内で約42,000円、500㎞以内で約53,000円、500㎞以上で約67,000円が相場です。これはあくまでも通常時の金額となりますので、繁忙期(2~4月)はこれより高くなることを想定しておいてください。
荷物が少ない人の引っ越し費用を抑える方法
引っ越しを業者に依頼すると、時期によって費用が大きく変わります。繁忙期の2~4月は割高になるため避けることをおすすめしますが、転勤や入学などの事情で難しい場合も多いでしょう。例え引っ越し時期が選べないとしても、費用を抑える方法は他にもあります。
事前見積りを依頼する
引っ越しが決まったら、まずは複数の引っ越し業者に見積りを依頼しましょう。複数社に見積りをしてもらうことで、金額が安くなる可能性があります。時間がなかったり、訪問して欲しくなかったりする場合は、電話やネットでの一括見積りも可能です。しかし、電話やネットでは値引き交渉が難しい側面があります。見積り自体も高くなるケースがあるため、費用を抑えたい場合は訪問での見積りがおすすめです。また、早割などのサービスを提供している業者もいるため、早めの予約が可能であれば利用するのもよいでしょう。
比較的安く済む時間・曜日を選ぶ
費用を抑えたいのであれば、時間を指定しないフリー便を選択する方法もあります。フリー便の場合は、他の人の引っ越しが終了した後の作業になるため、時間の確約ができません。遅い時間からスタートする可能性もありますが、時間にこだわりがなければ費用を抑える方法として利用してください。午前便を選択したい場合は、引っ越し依頼が集中する土日祝日を避け、平日を希望するのも費用を抑える手段の1つです。
自分に合った引っ越しプランを選ぶ
引っ越し業者には、荷物が少ない人向けのプランが存在します。決められた大きさのコンテナボックスに荷物を積む「単身パック」、家財道具が少ない場合に選びやすい「単身プラン」、長距離の移動に最適な「混載便」が主なプランです。業者により名称やサービス内容が変わりますが、どれも荷物が少ない人にはおすすめのプランとなっています。
「単身パック」はコンテナボックスに積める程度の少ない荷物の人におすすめです。他の依頼者の荷物と一緒に運ぶため、料金が抑えられます。業者ごとにコンテナボックスのサイズが決まっており、事前見積りは不要です。デメリットとして、荷物がコンテナボックスに入りきらない場合は追加料金が発生する、ダンボールは自分で用意することが多いという点が挙げられます。業者によって、利用できるコンテナの数や対応可能な距離は異なるようです。利用する際は内容を確認し、問題なく利用できるかチェックしましょう。
次に、軽トラックで運べる程度の荷物量という人には「単身プラン」がおすすめです。コンテナボックスは使わず、自分の荷物のみを1台のトラックに積み込みます。「単身パック」より費用はかかりますが、ダンボールやガムテープを用意してもらえることが多いため、スムーズな引っ越し作業が可能です。
そして「混載便」は、長距離の引っ越しに適しているでしょう。大きな引っ越し用のトラックに、複数家庭の荷物を載せて移動します。デメリットとして、到着日の指定ができない、荷物の到着に数日かかるという点が挙げられます。
引っ越し業者以外を選ぶ
家具のない引っ越しの場合、宅配業者で荷物を配送するのも方法の1つです。宅配便なので見積りは不要で、荷物が少なければ費用を抑えられます。荷物の到着は翌日以降ですが、急ぎの引っ越しでない場合はおすすめです。また、自家用車を所有している人であれば自分で荷物を運ぶ、レンタカーを借りて自分で引っ越しをする方法もあります。
失敗しない引っ越し業者選びのコツ
まずは自分に合ったプランがあるかどうかがポイントです。見積り時にプラン内容を確認しましょう。ダンボールや梱包材は用意してくれるのか、テレビなどの家電の梱包はどうするのか、費用に見合った内容かどうかなどの見極めが必要です。また、大事な家財道具に傷をつけられた場合の保証があるかどうかも確認しておきましょう。見積りに来た営業担当者の対応も重要です。いくら値段が安くても、説明が不足していたり不明瞭だったりすれば、安心して引っ越しを任せることはできません。疑問点は都度質問をし、信頼できる業者かどうかを判断してください。
荷物が少ない方の引っ越しも、費用を抑えられる方法はあります。複数の業者で見積りし、比較してから選ぶとよさそうです。信頼できる業者を選び、失敗のない引っ越しをしましょう。